| 『NFSUG』は、クルマだけではなくチューニングパーツに関しても
すべて実在メーカーが登場するという拘りを見せている。本作はキ
メの細かいマシンカスタムがウリなだけに、ゲーム中に実在メーカ
ーの名前やパーツが登場し、そのブランドロゴを自分のマシンに纏
えたりするというのは、ユーザーにとっても非常に嬉しい配慮とい
えるわけだ。
またスポーツコンパクトというカルチャーは北米が発信地だが、
その内容は日本車を中心としたムーブメントであるだけに、"日本製"
のチューニングパーツであることそのものがブランド力となってい
る。『NFSUG』にも多数の日本製パーツメーカーの名前が登場するが、
今回はより深く本作と関わっているタイアップパートナー、『TOYO TIRES』と
『Racing Hart』を紹介しよう。 |
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日本ではアレジとゴクミのCMでお馴染みトーヨータイヤだが、北米 スポコンマーケットでTOYO TIRESといえば圧倒的なブランド力を誇 るタイヤメーカーだ。早くからスポーツコンパクトという動きに反 応していたTOYO TIRESは、まずニッチなマーケットに対してレスポンス の良いフットワークで対応できるゲリラ的自社ブランド、NITTOの タイヤを投入。とくにスポーツコンパクトブームの原動力となった インポートカー・ドラッグレースシーンで、NITTOのタイヤは大きな 成功を収めた(余談だが、このNITTOのドラッグタイヤはいま日本の ゼロヨンフリークからも熱い注目を浴びている)。
こうしてNITTOブランドが先兵となり市場を開拓したTOYO TIRES は、本格的に北米スポコン市場へ参入。大型イベントHOT IMPORT NIGHT などをスポンサードし、ユーザーからの広い支持を獲得した結果、 日本を超える高いブランドイメージを欧米各国で築くことに成功した。 |
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Racing Hartはホイールメーカー"タケチプロジェクト"の1ブラン ドであり、スポコン系ホイールのトップブランドだ。その高いデザ イン性から先端系のイメージが強いが、その誕生は'82年と古い。 当初はグラチャン(『富士グランチャンピオンシリーズ』の 略称。'71年から'89年まで続いた大人気レースで、高橋国光、星野 一義、中嶋悟など名だたるドライバーが参戦していた)全盛期で、 その商品ラインアップもレーシーさを前面に押し出していたが、徐 々にそのスパルタンなレーシーさにデザイン性も加わり、Racing Hartは 独自のブランド力を付けていった。
そして'90年代半ば、軽量で高剛性という高いスペックと、イン パクトのあるデザインのRacing Hart製ホイールは北米への輸出を 成功させ、Racing Hartは"日本製"ハイクォリティーホイールとして 北米スポコンシーンでも圧倒的に高いブランドイメージを獲得した。 海の向こうの彼らにとって愛車にRacing Hartを装着することはも はやステイスであり、その人気の高さから最近ではコピー商品も出 回ってしまっているほどだ。
映画『ワイルドスピード』で主人公が乗り回すオレンジのスー プラにはRacing Hartのホイールが装着されていたが、続編の『ワ イルドスピードX2』ではRacing Hartは映画とタイアップ関係に 無かった。しかし他メーカーのホイールを履いた劇中車のエクリ プス・スパイダーを見た俳優が、「こんなんじゃダメだ」と自分の クルマにも履かせているLowenhart(タケチプロジェクトのラグジ ュアリーホイールブランド)を自ら6セットも購入し、付け替えた そうだ。このエピソードからもわかるように、Racing HartやLowenhart のホイールは、完全に"ホンモノ"のブランドとして海外で認知されているのである。 |
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