O 上がっていく選手はわかるんですけど、選手の年俸が下がるタイミングってどうなんでしょう?
K 中々下がらないと思いますよ。今まででもおかしかったのが、下がるっていうのは現状維持なんですよ。じゃあ、実際に下がるのはベテランになってから……しかないと思います。それがおかしかったんですよね。交渉していく中で、代理人は、最低限年俸の5%をもらえるから……10%でもいいんですけど、お互いが決めてなくて、何%って決めてなくて、もしくは合意にいたらなくても最低で5%はとれる。選手の年俸がダウンすれば、当然取り分も少なくなりますよね。だから現状維持になってくるんですよ。、絶対に下げたくないんです。僕の推測になりますが、現状維持ってダウンに等しいんですよ。それを受け入れられないとなったら、つまりダウン提示を受け入れられないとなったら出ていくしかない。そういう雰囲気はありますよね。
サッカーの場合すごく難しいのは、日本では野球と違って……(野球は)数字がでるじゃないですか。打率、ピッチャーなら何回、何イニング投げたって。サッカーの場合って……
O そうですよね。出ないですもんね。
K フォワードとゴールキーパー以外は出づらい。だって、ディフェンダーで点を取れなかたって……点を基準にしちゃうと、彼らは中々点を取れないじゃないですか。
O 貢献度とか、そういうものになってきますよね。
K そう、すごくあいまいなんですよ。だからダウン提示されたって……現実のサッカーを勉強してて思ったんですけど、ダウン提示って絶対に受け入れられないと思いますよ。不祥事を起こしたとかならわかりますけど。
通常コンスタントに出てたら、財政事情が悪いからダウン提示になったって、こんな世の中になったから言ってきますけど、あれだけガンガンいってるのに「なんで現状維持なんだ」って思いますよ。他のチームの選手はガンガン上がってるのに、「なんで俺は現状維持なんだ」ってなるじゃないですか。そうすると、向こうはなんか出してくるわけ、でも説得力のあるものじゃないんですよ。
何十何試合……セリエAだと34試合、得点能力は、ディフェンダーとか中盤だったらないわけじゃないですか。2ゴールとか3ゴールとかになりますよね。それを強く言えるかというと言えないわけですよ。もちろんチーム側は言えないし、選手側も……エージェントは言えるかというと、「今年は3ゴール決めた。だから昨年よりも多い」とか言えるかもしれないけど……。
そこがあいまいなんですよ。そういう意味では、あいまいな中で、なあなあでやってきた付けが回ってきたんだと思いますよ。ちょうどいい時だと思いますよ。今が一番苦しい時期で、何年かかるかわからないんですけど、膿を出しきって、ダメなところはダメになっちゃうと。これは仕方がないですよね。
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