恩田(以下O) 『FIFAトータルフットボール』には、「オフ・ザ・ボール コントロール」と「フランチャイズモード」いう、ゲームの核となっている2つの要素があります。今でこそ「オフ・ザ・ボール」って言い始めましたけど、以前はそんなにメジャーなキーワードではなかったと思うんですけど、いかがでしょう?
北川(以下K) そうだね、サッカーをわかってきた人が増えてきたんだと思いますよ。
特にゲームは手が動くヤツが上手いんだと思ってましたよ。こうなるとまた違いますね。
O そうですね。
K そういう意味では、ゲームにもどかしさを感じてたんじゃないですかね。
O そこを動かしたいということですよね。
ところで北川さんは、ヨーロッパのサッカーを実際に直で何回もご覧になっている訳ですけど、「オフ・ザ・ボール」という考え方はどうなんでしょうか?
K やっぱり、記者席から見てても、「そこに行け!」とか……。上からだと余計に見えるじゃないですか。エキサイトすれば、絶対にゲームでも同じだと思うんですよね。まして自分の好きなチームには、思い入れがあるじゃないですか。「お前ら何やってるんだ」ってなると思いますよ。そういう意味では、絶対に必要なことですよね。それがなければできない話なので、それができるっていうのは、すごいなって思いますよね。
でもイタリアでは、チームによってそれがないところもあるので……。あんまり後方から飛び出してっていうのは無いんですよ。例えば、僕はローマが大好きなんですけども、ローマはガーンと前に放り投げて、こぼれたところをガツンと打ってくるサッカーなんですよ(爆笑) 今年に入ってから前にいる人間、トッティとかカッサーノが凄いからできる事だと思いますけどね。
ただ、後方から追い越すことはあんまりないんですよね。ほんとに一年に一回とか二回とかしかないと思います。でもゲームなら、やっぱり2列目からの飛び出しが必要なんだ!と思えばできますよね。
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