中込博之
私がFIFAの開発に関わってから4年間、FIFAのデザインは一貫してリアルさと臨場感をコンセプトに開発を続けてきました。今回のFIFAはこれまでに比べ物にならないくらい臨場感が増しています。スタジアムのリアルなライティング、空気感は、本物の映像と見分けがつかないほどのクオリティになっていると思います。ライティングは、イングランドの曇った湿気のあるような天候や、イタリアやスペインは快晴でありながら、どこか冬っぽい感じを出したり、各国リーグの天候なども考慮してライティングを細かく設定しています。またプレイヤーのライティングに関してもスタジアムやピッチなどの反射光も考慮したよりリアルなライティング技術を使用しています。ユニホームは試合が進むにつれて汚れていくなど、実際のサッカーの試合に起こりうる全ての要素をグラフィックに取り入れています。
メニュースクリーンに関しては、これまで複雑で見づらいFIFAシリーズから離れ、シンプルで見やすさを最優先させ、日本のユーザーに親しみやすいデザイン、操作になっています。ゲームプレイに関しても日本ユーザーが親しみやすい操作感を提供し、より多くの人にFIFAトータルフットボールを遊んでもらいたいと思っています。ゲームの目玉としては、やはり、サッカーゲームの新しい遊び方を提供するオフ・ザ・ボール コントロールです。サッカーはボールに絡む動きだけでなく、ボールの無いところでの動き(オフ・ザ・ボールの動き)、動きと動きの連携が重要であるという、現代サッカーでもっとも進化し、注目されているところを体感できるようになっています。また、フランチャイズモードによって各プレイヤーの持つオフ・ザ・ボールの動きをアンロックしたりする楽しみや、オフ・ザ・ボールの動きを組み合わせるパズル的な遊びは、これまでにない新しいスポーツゲーム遊び方を提案していると思います。
ぜひオフ・ザ・ボール コントロールをたくさん使って遊んでください、新しいサッカーゲームの形が見えてくると思います。 |