| ■アーセナルVSチェルシー(1−2)
誰もがみんな思ったことかもしれないけど、見事に予想を裏切られた試合だったね。やっぱりアーセナルにしろレアルにしろ、アンリとジダンが止められたら駄目だということ。アンリは動きは決して悪くなかったけど、体調が悪かった。その場その場でうまかった場面は当然あったけど、あの試合では彼の鋭さとかキレとかは全然感じられなかったね。逆に、チェルシーの方はフレッシュというかキレがあった。あとはラニエリ監督の言う通り、チェルシーにとってすごくいい日だったのかもしれない。例えば2点目のブリッジなんか股を狙ったとは思わないけど、でも綺麗に股を抜けてゴールに入ったり、あるいはキーパーのこぼれが自分のところに戻ってきたりとかね。そういう意味では本当にいい日だったんじゃないかと思う。そういうラッキーがアンリの体調の悪さと重なってチェルシーが勝ったんだろうね。
アーセナルは過去17試合ハイベリーでは負けなしだったんだけど、どんな強いチームでも崩れるときは必ずある。歴史が変わる日があって、この試合はまさに「その日」。やっぱりどんなチームでも試合中には波があって、下がった時とちょうど上がった時にやられるんだ。チェルシーにとっては先に1−0でリードされて、そこから盛り返したということが「先取点を取るより良かった」のかもしれない。よくありがちなパターンだけど、先取点を取るとアーセナルは「これでいける」って楽観視する。同点に追いつかれて「どうしようか」と考えていたところで、気がついたらチェルシーにやられてしまったという感じだね。サッカーは生もので、「その日がどうかというのが大きい」というのを感じた一戦だった。特にこういうような点数があまり入らない試合では何かが起きるんだよね。例えばアーセナルは自分たちのホームなのに選手がけっこう転んでいた。すべったり、ボール扱うのを失敗したり。1−0で勝っているときも選手が転んでいた。ホームのはずなのにあんなの見たことない。そのすべてが疲れや体調のせいではないと思うけど、そういう「何か」があったんだろうね。グラウンドには魔物が棲んでいるといわれるけど、「グラウンドに行ってみなければ分からない何か」があったんだろう。いろんな意味でそういう「何か」が重なりあって、普段の試合では考えられないような現象が起きたんじゃないかな。
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