エサラはまた攻撃した。今回は彼女のレーザーが貫通し、カウリングが破れた。内部のジェネレーターから火花があがると、ヘッドハンターのパイロットは追撃者を振り切る最後の試みとして自機を回転させ急降下させた。エサラは再度攻撃を仕掛けた。むき出しになったジェネレーターが粉々になって機体から飛び散っていった。無力となったZ−95はコントロールを失い、漂っている。「宇宙救助隊の仕事を増やしちゃったな。」ドレンはくすくす笑いながら言った。エサラはスピードを落として、ヘッドハンターを間近に見てみた。戦闘機は紋章も、その他の識別マークもつけておらず、オレンジの単色であった。「ねぇドレン、一体誰だと思う?」
「エコーファイブから小隊長へ。」ドレンの返事より前に、報告が入る。
彼女は通信周波数を切り替えた。「こちらブラボーセブン。続けて、ブラボーファイブ。」「飛行中の敵を捕獲しました、小隊長。相手は7人死亡、こちらはエコースリー、エコーエイトそしてエコーイレブンがダメージを負ったのみです。残りのヘッドハンターは母艦に退却中です。追尾を続行するべきでしょうか?」「ええっと、状態を報告しなくちゃね!」十代の少女のような甲高い声を持つエコーワンが答える。「ヤツらはよってたかって俺を攻撃しやがった。カミーエが1機も撃ち落せないのに、どうやってオレが3機も一度にやっつけられるんだ?」エコーエイトが言った。
エコーセブンが割って入った。「オレはまた1機落としたぞ!すごいぜ、リース。
楽勝だ、やっちまおうぜ!」

 


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