サーバーを立てよう
挨拶|サーバーを立てよう|DUAL Xeonサーバー検証
では、わたくし電刊MOH通信班長より、対戦サーバーの立て方、すなわち鯖管への道を解説させていただきます。
──── ハードウェアを準備する
「メダル オブ オナー パシフィック アサルト」には、二つのマルチプレイヤーサーバーモードがあります。「リッスンサーバー」と「デディケイテッド・サーバー」です。
インターネット上で公開するパブリック・サーバーは、「デディケイテッド・サーバーモード」を使って設定します。このモードは、PCの持つCPUやメモリの能力のすべてをサーバー機能に振り向けて、可能な限り最大のプレイヤー数の参加を可能にするものです。オリジナルのゲームサーバーを作るときには「デディケイテッド・サーバー」を動作させる専用のPCを1台用意したいところです。
| リッスンサーバー |
デディケイテッド・サーバー |
| 「リッスンサーバー」は、サーバーマシン上でプレイヤー用のゲームクライアントも同時に動作するモードです。このモードは、LANなどでマルチプレイを行うときに、プレイヤーの一人がサーバーを兼ねるときに使用します。「リッスンサーバー」は、ゲーム内の「マルチプレイヤー」メニュー内、「ゲーム作成」タブからアクセスすることができます。 |
「デディケイテッド・サーバー」は、1台のPCをゲームサーバー専用マシンにする方法です。このモードではサーバー機能のみが起動し、ゲームのグラフィックやサウンド機能が使用されません。
このためサーバー機能が最大のパフォーマンスで動作しますので、大人数のマルチプレイ・ゲームを長時間稼動させるのに向いています。世界中で公開されているゲームサーバーは、そのほとんどがこの形式で動作しています。 |
まずは、ゲームサーバー用のPCに「メダル オブ オナー パシフィック アサルト」を通常どおりにインストールしましょう。「デディケイテッド・サーバー」の構築に必要なソフトウェアは、自動的にインストールされます。また必要に応じパッチをインストールしてください。
次にルーターの設定を変更します。そのゲームサーバーがインターネット上のプレイヤーから実際にアクセスできるよう、いくつかのポートをゲームサーバーのために空ける必要があります。
サーバーが使用するポート |
| TCPポート |
80
6667
18020
28910
29900
29901
29920 |
| UDPポート |
13203
13300
27900
29910 |
ポートのルーティングの設定はお使いのルーターの機種によって異なります。お使いのルーターやモデムのマニュアルをご参照の上、適切にご設定ください。
参考のため、以下にNTT-ME社 BA8000Proでの設定例を掲載します。
 |
|
 |
| [NAPT(静的マスカレード)」によるポート設定画面 |
|
必要ポートをサーバーPC(この例では192.168.1.18)に割り当てた状態 |
これで、ハードウェアの必要条件はそろいました。
いよいよゲームサーバー設定です。
──── DSLauncherを使って簡単サーバー設定
 |
| インストール先にある「DSLauncher.exe」アイコン |
「MOHPA」では「DSLauncher」というツールで、サーバーの設定と起動を簡単に行うことができます。ここでは、このツールを使ってサーバーを起動するまでの手順を説明します。
「DSLauncher」のプログラムファイルは、「MOHPA」をインストールしたディレクトリにあります。本格的にサーバー運用を行う場合は頻繁に使うことが予想されますので、「DSLauncher.exe」のショートカットをデスクトップなどに作成しておくとよいでしょう。
「DSLauncher.exe」をダブルクリックし起動すると、複数のタブ・ボタンを持つダイアログウインドウ「Server Launch Utility」が表示されます。ゲームサーバーに必要なほとんどの設定をこのウインドウ内で変更できます。
たくさんの設定可能な項目がありますが、最低限必要な設定項目は以下のとおりです。
| Server Name: |
インターネット上に公開されるこのサーバーの名前をここで設定します。
自分のサーバーとすぐに分かるようなオリジナルの名前をつけましょう。
※初期設定では「Nameless Battle」となっています |
| Server Password: |
参加するプレイヤーを特定の人たちに限定したい場合、サーバーに接続するためのパスワードを設定します。空白の場合は、パスワード無しでプレイヤーが参加できるサーバーになります。 |
| Max Players: |
同時にサーバーに参加できる最大プレイヤー数を設定します。ご使用の通信回線やPCスペックにより、この設定値がゲームパフォーマンスに大きく影響しますのでご注意ください。目安としては、xDSLやCATVでは2〜4人、光回線では16〜32人になります。 |
| Game: |
サーバーが供する提ゲームタイプを選択します。
「Free for All」:「デスマッチ」
「Team Deathmatch」:「チームマッチ」
「Invader」:「インベーダー」 |
 |
| デディケイテッド・サーバー画面はログが表示される簡単なコンソールウィンドウです |
以上の設定を行ったら、画面下部にある[Save Config]ボタンを押し、設定を保存します。
最後に、[Launch Server]ボタンを押しますと、ゲームサーバーが起動し、コンソールが表示されます。
このサーバーコンソールには、ゲームサーバーのシステム的な情報や、ゲーム内で起こったイベントの詳細な情報が表示されます。
画面下にある入力部分に各種コマンドを入力することで、サーバー環境変数(Cvar)の設定をおこなったり、サーバーの状態を表示させたり("Status"コマンド)、好ましくないプレイヤーを切断したり("Kick"コマンド)することができます。
──── 基本的な設定項目を理解する
ゲームサーバーは動作を非常に細かくカスタマイズすることができます。楽しくプレイできるゲームサーバーを運用するためには、サーバーを立てて実際にプレイしてみて、好みの設定を見つけることが大切です。
以下では「インベーダーモード」で特に使用することの多い設定項目について説明を掲載します。
| タブ名 |
項目名 |
意味 |
| [ Basic ]
 |
Time Limit: |
マップ毎のタイムリミット(分) |
| Heal Rate: |
治療薬による回復に要する時間 |
| Health Drop: |
兵士が倒された際に治療薬を落とす(有効を推奨) |
| Backpack Drop: |
特定の兵種が倒された際に装備していたバックパックを落とす(有効を推奨) |
| Weapon Drop: |
兵士が死亡したときに武器を落とす(有効を推奨) |
| Realistic Mode: |
チェックを入れると銃火器による攻撃が致死的になる |
| Allow Lean: |
兵士が体を傾けながら移動できるようにする |
| No Footsteps: |
走って移動する際に発生する足音を抑制する |
| Fast Run Speed: |
チェックを入れるとプレイヤーの移動速度が高速化される |
| Friendly Fire: |
自軍のプレイヤーに対し誤射によるダメージを与える |
| No Falling Damage: |
高所からの落下ダメージを抑制する |
| Infinite Ammo: |
チェックを入れると弾薬の制限が無くなる |
| GameSpy: |
ゲームサーバーをGameSpyネットワークに公開する |
| タブ名 |
項目名 |
意味 |
| [ Advanced ]
 |
Invincibility: |
キャラクター出現直後の無敵期間(秒) |
| Online Stat Tracking: |
戦績をオンラインで記録する機能を適用する |
| Pure: |
「ピュアサーバーモード」。適用すると、サーバー側とクライアント側のゲームデータファイルの整合性がチェックされる (MOD導入時に必要) |
| Enable PunkBuster: |
PunkBuster(tm)、チート抑制システムを適用する |
| Retreat Time: |
インベーダーモードで防衛側チームが拠点を失った際、後方の拠点へ「使う」キーで後退(ワープ)できる期間(秒) |
| Retreat Delay: |
後退機能を発動した際に、実際に後退(ワープ)するまでにかかる時間(秒) |
| Enable Retreat: |
防衛側チームが拠点を失った際に、後方の拠点へ瞬時に後退できる機能を適用する |
| Respawn: |
後退機能を使用した際にプレイヤーは再復活されるようにする |
| Spawn Cost: |
後退機能を使用した際に残り復活回数が消費されるようにする |
| タブ名 |
項目名 |
意味 |
| [ Advanced2 ]
 |
Able Group Name: |
連合軍側のチーム名 |
| Baker Group Name: |
枢軸軍側のチーム名 |
| Attacker Advance Delay: |
インベーダーモードで攻撃側チームが一つの目標を達成した際、次の目標が表示されるまでの期間(秒) |
| Bandwidth Optimization: |
サーバーが占有するネットワーク帯域への最適化方法の選択
Network Speed - 低負荷モード
GFX Ambience - 高負荷モード |
| タブ名 |
項目名 |
意味 |
| [ Team ]
 |
Team Kill Warnings: |
チームメンバーを倒したプレイヤーに対し警告文を表示する殺傷数 |
| Team Kill Kick: |
チームメンバーを倒したプレイヤーをサーバーから切断する殺傷数 |
| Warm-Up Interval: |
ゲームを開始するまでのプレイヤーの参加待機期間(秒) |
| Vote Majority: |
プレイヤー投票が可決されるための得票割合(%) |
| Corpsman Max Morphine: |
衛生兵が装備するモルヒネ(復活薬)の最大数(個) |
| Corpsman Max Sulfa: |
衛星兵が装備するサルファ剤(体力回復薬)の最大数(個) |
| Eng. Disarm Speed UP: |
工兵が爆薬を解除するのにかかる時間(秒) |
| Eng. Max Explosives: |
工兵が装備する爆薬の最大数(個) |
| Eng. Plant Speed Up: |
工兵が爆薬を設置するのにかかる時間(秒) |
| Enable Voting: |
サーバーへの参加プレイヤーによる投票を可能にする |
| Enable Warm-Up: |
ゲームを開始するまでのプレイヤーの参加待機時間を適用する |
| Auto Balance: |
チーム選択の方法を指定する
Normal - 各プレイヤーの任意選択によりチームを振り分ける
On Enter - プレイヤーのゲーム参加時にチームは自動で振り分けられる
On Spawn - プレイヤーが復活するたびにチームは自動で振り分けられる |
ゲームサーバーのさらなる詳細については、「MOHPA」インストールフォルダにある 「Readme-jp.txt」の第13節「マルチプレイヤー - デディケイテッド・サーバーについて」をご参照ください。
|