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レポート0132
第1回
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第1回
ウルティマ オンラインゲーム内に入っては見たものの、西も東も分からず、あちこちとゲーム内世界を見聞彷徨していた時、街中を馬を連れた人が「馬は要りませんか」と言いながら歩いている。
いつも大きな龍や甲虫や馬に乗っている人達を、羨ましく思っていたので、早速「要ります! いくらですか?」というと「50円」という。何と安い馬である事か、私が初心者であることを相手に告げて「それでも乗れますか?」と聞くと、その人は、乗り方や餌のやり方など、多くに渡って親切に教えてくれた上、餌のリンゴまでくれたのである。私は「おまけです」と言って60円(60ゴールド)渡したのである。
騎乗すると、これが快適! ひづめの音を響かせながら快走。あちこち走りながら騎士気分を満喫する。いつのまにか保護圏外の森の中へと入っていた。そこで初級クエストの時も出会った事があるコウモリに会う、貧弱な装備の初心者には、これが結構強いのだ。しかし馬という逃げ足を得た私は、果敢に戦いを挑んだのである。
ピースボタンを戦闘ボタンに変えて、騎馬試合よろしく、パカッパカッとコウモリに突進しては、すれ違いざまに切り捨て、これを数回繰り返すと、見事勝利したのである。やはり徒歩の時よりは戦い易いような気がする。コウモリから15ゴールド獲得。直ぐに次のコウモリがやって来た。そいつも一丁上がり。ここで馬代を稼いでやる。そしてコウモリを数匹倒したのである。どんなもんだい、やさしいゲームだぜ。
そこへ茶色いミイラみたいのが唸りながら近づいて来た。以前こいつは強かったので途中で逃げ出した経験がある。しかし、よたよた歩いているのだから馬の速さに敵う訳がない。それに、前よりは少しレベルアップしているはずだ。よし! やったるぜ、勇躍突進。少々手間はかかったが勝利。40ゴールド儲けた。
よーし! じゃんじゃん儲けるぞ。いつのまにか数匹を相手に奮戦。一匹を倒してお金を拾っているうちに、又敵が増えて囲まれたてしまった。あっ! やばい! ヒットポイントが減っている。
馬に鞭を当て? 右クリック、右クリックと繰り返したが、いっこうに身動きできない。そのうちボヤボヤーと周りが暗くなって、私も馬もあの世へ行ったのであります。
馬は怪獣たちに殺される時、ヒンヒンと鳴いていました。かわいそうに、みんな私が悪いのです。せっかくのう馬を、トホホ、馬に乗ったついでに調子にも乗ってしまった。
倒した時点でお金を拾わずに、逃げながら奴らを他の場所へおびき寄せて、素早く戻って集金すれば、どうと言う事は無いのです。単純な事なんです。それなのに、金の欲に自からが狩られたのです。
騎乗の快適さを覚えた私は以後、自分で野生の馬を手に入れるべく「調教」のスキルアップに没頭するのであります。森へ入って、まずは易しい野生の猫や犬から、、、、
多くのゲームでは延べ日数で十日間(合計70間)ぐらいもプレーすれば大概の進行状況が分かってしまい。初期の興奮が冷めてしまう。あとは、せっかく買ったのだから、もう少しレベルアップしようかと、多少の苦痛を感じながら、根性というものを動員しなければならないのである。
だが、このゲームは一味違っていた。実世界のような職業や趣味を選択できるのである。
例えば、パソコンのスイッチを入れながら、、、いやに今日は暑いなあーと感じながらゲームに入って、キャラが現れたら、よし、今日は涼しい服装にしよう。
数あるバッグから道具を出して、半袖シャツやショートパンツを作り、桶を出してきて、涼しそうな青系の色に染め上げるのであります。染め粉はどんな色でもあります。甲冑さえ染めることができるのです。全身真黒の武具さえできるのです。何ともこれが楽しいのです。その大切な武具が痛めば「鍛冶」のスキルさえ高めれば、自分で修理できると言うのです。
街中の女性のキャラたちは実にカラフルだが、よくゲームキャラに見られるような派手さは無く、実におしゃれな服装をしている。
生産・制作がともなう、このゲームは他には無いおもしろさがある。狩りだけのゲームは、そろそろ卒業したいものです。
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