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過去数ヶ月に渡り、国連監視団は世界解放軍(以下GLA )の活動に警鐘を鳴らし続けてきた。反政府組織とテロリストの緩やかな同盟であるGLA
は、中央アジアのいくつかの共和国に拠点を築き、そこから発展途上国に兵力や指導者を送り込むことによって、実りある対話を通じた国際秩序構築への取り組みを妨害してきた。そして昨年には中国西部の国境を越え、独立国家樹立に向けた民衆の支持固めを開始したのである。GLA
の資金は今も増え続けているが、その源と組織の指導者は今もって特定できていない。
北京の中国政府にとって、GLA による西部国境の侵犯は、これ以上はない最悪のタイミングで起こった。近年、中国では近代化路線に沿った改革により、民主化が進み、経済も軽工業と農作物の輸出を中心に飛躍的発展を遂げている。中国政府は今後も改革路線を推し進めると繰り返し表明し、GLA
に対して非友好的な態度をとってきた。
先週、GLA が葉城(イエチェン)にある中国軍の武器集積場を襲撃し、大量の弾薬を強奪して原子力発電所を破壊した。風下では100km
離れた場所でも人体に危険を及ぼす高レベルの放射能が検出されている。激怒した中国政府は、国連監視団によるGLA
との調停を拒否し、数個師団を現地に派遣。一帯の幹線道路や河川沿いに陣地を築いた。
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